金属の腐食と腐食が進むことで生まれるサビ。食品などの貯蔵庫や加工場では腐食性ガスが発生しやすく、腐食は隣接している金属や気体と化学反応を起こして溶けてサビを生成させてしまいます。
腐食が発生しやすい貯蔵庫物をあげると
・漬物など“塩分”を使用している食品
・寿司米・惣菜・パン生地など“酢酸”を含んだ食品
・納豆・豆腐など“豆類”と“加工品”
・卵など“硫酸”が発生する食品
・鮮魚・ハムやベーコン、お肉を燻製させた食品
・消毒(プール)や漂白に使用されている「次亜酸ナトリウム」は、強い酸化作用があるため、ほとんどの金属が腐食します。
腐食が進むと熱交換器(冷却器)に穴が開き、そこからガス漏れや熱交換率の低下などが起こります。金属を腐食から守るために塗装をします。
今回は箕面市のラーメン屋さんからのご依頼で、冷蔵ショーケース・リーチインの冷却器を防食塗装をしました。冷媒が流れる配管部をシルバーに塗装したものです。
設置する環境や腐食性ガスが発生しやすい貯蔵物に対応するため、外装部や熱交換器部を防食仕様とした冷却ユニットを受注対応品としてご用意もしております。