細菌の繁殖を抑え、食品の安全と美味しさを守るための優れた業務用厨房機器・ブラストチラー。作業現場は伊丹市のとある食品製造工場にて、防食塗装して設置してきました。パナソニックのブラストチラーは庫内の菌を抑制する「ナノイー」を搭載しています。

食品を扱う上で、一番気を付けることはもちろん安全性です。食中毒を防ぐために加熱すれば大丈夫といいますが、時間がたつにつれ細菌が増殖・繁殖していきます。料理直後すぐ食べることができれば問題ありませんが、提供するまでに時間がかかる場合は衛生上、急速に冷却する必要があります。そこでブラストチラーが必要になります。ちなみに細菌が増殖する温度帯は一般に約10℃から65℃だそうです。ブラストチラーを使うと、調理したての食品を90℃から3℃付近にまで急速に冷却することができます。細菌を防ぎ、しっかりと風味を閉じ込め(再加熱した際に作りたての美味しさを再現することができます)、食品の安全性と美味しさを守ることができます。ホテル、病院や施設、学校給食、レストランやベーカリーなど大量厨房施設ではもちろん、お弁当や惣菜製造、食品加工工場などでも使われています。食品を美味しく安全に提供、冷却時間の短縮や作り置き、作業効率を上げることができるブラストチラーの導入が広がっています。


さて、プラストチラーと聞いても一般の人には全く馴染みが無いことと思われます。聞きなれない言葉であろうプラストチラーは厨房業界において必要不可欠となっている機械がコレです。

※パナソニックのブラストチラーは庫内の菌を抑制する「ナノイー」を搭載しています。


伊丹市のとある食品製造工場。ブラストチラーを設置する前に熱交換機を塗装しました。銅は加工しやすい半面「硫黄」「塩分」「酸」「アンモニア」等、腐食の原因となる成分には弱い特性があります。


《塗装前》


《塗装後》

《塗装完了》

《設置》

ブラストチラーですぐに冷却された食材は菌の繁殖が非常に少なく、長持ちします。ブラストチラーは細菌の繁殖を抑え、正しい温度管理の元、安全と美味しさを守るための機械です。


安全性、品質、効率、食材廃棄のロスを抑えたいなら検討してみてはいかがでしょうか。まずブラストチラーを知っていただいた上で(知らなければ導入しても安全も美味しさも手に入りません)、是非ブラストチラーを使用していただきたいと思います。


この度は伊丹市の製造工場のスタックの皆様お世話になりました。

ありがとうございました。